木の家を、建てよう。

夫と妻の備忘録

これまでの経過①

夫です。

我が家では、家づくりをはじめてから4年が経過しており、平均的な家づくり期間より長いのではないかと思います。

私の性格から進捗がゆっくりな上、作業が停止してしまった時期もあったので、4年間の蓄積としては少ないと思いますが、これまでの経過を簡単におさらいしてみようと思います。


・家づくりのきっかけ

妻とは5年前に入籍しましたが、仕事の関係で入籍後1の年間は別居生活でした。

妻は「結婚したら家を新築する」と考えていたようで、同居を始めてすぐに「家を建てたい」と提案されました。

私の方はというと、新築には少し慎重な考えだったので「まあ、見るだけ見てみるか」くらいの気持ちでした。


・何から始めるべきなのか

「家づくりを始めてみる」といっても、具体的に何から始めて良いのかも分からず、とりあえずフリーペーパーに載っている土地や建売住宅の広告を眺めていました。

建売住宅は思いのほか安く「住めれば良いと思えれば、これでも良いかな」などと考えていると、工務店が主催している家づくり勉強会のお知らせが目に入りました。

参加者には特典としてスイーツが出るほか、家づくりの書籍、スタバカードのポイントカードが貰えるというものでした。

今後のヒントになるだろうし、特典もあるならということで勉強会に参加してみることにしました。


勉強会では、工務店が招いた家づくりアドバイザー的な先生からお話を聞いた後、執筆した書籍を貰えるというものでした。

今思えば高気密高断熱住宅を意識している人にとっての常識をかなりかいつまんだ易しい内容でしたが、全てが初耳の私達にはとても難しく感じられ、終了後の夫婦の認識は以下のようになりました。

・日本の住宅は欧米に比べて性能がとても低いため、家の寿命は短い、快適性は低い、健康面のリスクは高い

・これからは高性能(高断熱高気密)な住宅を建てることが重要であり、性能は数値で示すことができる

・業者との面談ではUa値とC値を質問すべし(答えられない業者はNG)

・グラスウールは施工不良になりやすく、現場発泡断熱材は専門業者が施工し隙間なく施工しやすい

・施工状況が確認できない建売住宅は危険


振り返ってみると、だいぶざっくりな理解、誤解もある内容ですが、何も分からなかった我が家にとって「次からは業者にコレを聞いてみよう」という指針になりました。

そして、私の「建売でも良いかな」という気持ちは全く無くなってしまいました。


続く