妻です。
今回は私の父の話を少し。
実は建築板金をしており、我が家の屋根と雨樋を担当してくれています。
父は職人になって50年。
家をハウスメーカーではなく、工務店にお願いすると決めた頃から、私ではなく夫が言い出しました。
「可能であれば、私の父に屋根をお願いしたい」と。
その頃は、私は別に父にやってもらいたいという気持ちもそんなに強くなく、どちらでもという気持ちでした。
また、話をする工務店によっては、すでにやり取りのある板金さんじゃなきゃ困るというところもありました。
今回お願いした梶原建築の梶原さんは、快く了承してくださり、父が屋根と雨樋をやることに。
小さい頃から仕事をしている姿を見ていましたが、いざ、私の家をやってくれている姿に、心を打たれました。
もうすぐ70歳になる父の姿は大きかったです。
2年前に手術をして、手が動かなくなった姿も見ていたので、なおさらです。
また、娘の家に携わるのは、職人として、父として、どんな気持ちなのだろうと思いました。
施主の父が現場にいると、他の職人さんからはやりにくいのではと思ったりしましたが、感謝です。
私は子供の頃から実家の屋根の上で遊ぶこともあり、高いところが好きです。
私の子供たち(父から見たら孫たち)も、屋根に登らせてもらいました。
太陽光パネルも乗るし、足場が取れたらきっともう登ることがない屋根の上。
もう少し満喫したいと思います。